保険金の相続について

一般的に死亡保険などの保険金は相続の対象にならないと言われていますが、実はこれは大きな間違いで、保険金も相続になる場合とならない場合があります。
死亡保険金を例にすると受け取る手順としては被保険者が亡くなったことを保険会社に伝えて、保険会社所定の請求書・保険証券・死亡診断書・被保険者の死亡記載のある住民票・本人(受取人)確認書類を提出します。
また保険証券の番号(契約が複数ある場合はすべての番号)、亡くなった被保険者の氏名・亡くなった日・亡くなった原因、保険金の受取人の氏名と連絡先、連絡した人の氏名と被保険者の関係、亡くなる前の入院や手術の有無なども伝えます。
提出書類などを出して受取申請をし、問題がなければ後日受取人のもとで保険金が入るようになっていますが、相続が発生する場合とそうでない場合には明確な違いがあります。

はじめに保険金について話をする際には契約者(保険料を支払っている人)、被保険者(保険がかかっている人)、受取人(保険金を受け取る人)の3種類の人たちがいます。
これにはいくつかの組み合わせが考えられると思いますが、死亡保険の場合相続が発生するのは契約者が被保険者となっている場合で、受取人が被保険者と指定されている、あるいは受取人の指定がされていない場合です。
つまり自分で保険に加入して自分で保険料を納めている人の死亡保険金を受け取る場合は相続財産となるというわけです。
また、受取人が被保険者ではない場合は相続財産にはなりませんので当然相続税の対象になりませんから、計算するときには省いてください。

こういった被相続人になる人が亡くなることによって発生する財産をみなし財産と呼び、これは亡くなってからでないと分からない場合もありますから、被保険者が亡くなったらできるだけ早く保険会社に連絡して手続きを開始しましょう。
相続財産になる場合は当然それも含めて遺産分割協議をしなければなりませんので覚えておいてください。