相続トラブルが起こるケース

遺産相続と聞くとトラブルが多いイメージがある人も多いと思いますが、実際に相続を経験した人に聞いてみるとこのイメージはあながち間違いではなく、経験した人のおよそ70パーセントが何らかの形でトラブルを経験していると答えています。
相続トラブルの中で揉める原因はいくつかありますが、誰がどの財産を相続するのか、割合はどうするのかといった割と基本的なことが意外に多く、本来防げるはずなのです。
にもかかわらず相続トラブルに発展してしまう背景には相続に関する知識が不足していることがあげられ、これが改善されれば相続トラブルは飛躍的に少なくなるでしょう。

また、相続は被相続人が亡くなったその日からスタートしますので、通夜や葬儀を終えて間もないまだまだ精神状態も落ち着いていない状況の中でやらなければなりません。
良くない精神状態でデリケートな問題を話し合ってもなかなかうまくいかないでしょうし、感情的になってしまうこともよくあります。
ですから遺産相続をする場合は第三者を交えて冷静に判断できる人を間に置くことがポイントになります。

一番おすすめなのは相続の手順などをきちんと理解している専門家で、弁護士や司法書士といった人たちは普段から相続問題を担当している人も多いですから第三者として入れるには適任ですし、相続について分からないことがあれば聞くこともできます。
またリードしてもらうことによってスムーズに手続きが進められますし、自分たちの手を煩わせなくていいので冷静に話を進められるメリットもあります。

相続の手順は遺言書の有無を確認したり、遺産分割協議をしたり、戸籍調査や財産調査、そして相続登記、相続税の申告とそれぞれ専門的な知識を必要とする手続きもありますから詳しい人がいたほうがやりやすいのです。
無理に自分たちだけで進めた結果トラブルが長引き、最終的に裁判沙汰になったというケースもありますので、揉めない為のリスクマネージメントをしておきましょう。