アパートを相続する手順

アパートを所有していた家族が亡くなり、それを相続することになったけどどのような手順でやっていけばいいのか分からない…、こういった悩みを抱えている人は意外と多いと聞きます。
遺産相続はトラブルがつきものと言われますが、中でももっともトラブルの原因になりやすいのが不動産絡みのもので、これはどのようにして相続すればいいのか分からないという知識不足が原因になっています。

それではアパートを相続するときの簡単な手順から説明すると、まずはじめに法定相続人が決まったら遺産分割協議において誰が相続するのかを決めます。
遺産分割協議は遺言書が残されている場合は必要ありませんが、残されていない場合は相続を決めるために必ずやらなければなりません。
この際にひとりでも法定相続人を除外して進めてしまうと無効になってしまいますので、あらかじめ戸籍調査などをして法定相続人を明確にしておきましょう。

遺産分割協議で相続が確定したら、あとは相続人が各自相続登記を行いますが、このときに必要になるのが「生まれてから亡くなるまでの被相続人の戸籍謄本」「被相続人の住民票の除票」「相続人全員の印鑑証明書」「相続人全員の住民票」「不動産の固定資産評価証明書」「不動産の全部事項証明書」「遺産分割協議書」です。
相続登記が無事終わったらあとは相続税が発生するなら相続税の納税を被相続人が亡くなった日から10カ月以内におこなってください。

そしてアパートを相続するときの注意点として、相続するのがアパートだけなのかそれとも土地を含めた相続なのかというところで、土地と建物を両方相続する場合はそのアパートの一室を人に貸していると貸家建付地として評価することになりますし、アパートだけの場合でも建物のみの評価ではなく借地権の評価もします。
また、アパートを人に貸しているか貸していないかも重要なポイントになりますので、これも含めて専門家と一緒に評価していくといいでしょう。